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IoTはイノベーションを生む為の道具にはならないんだよ。~その2~

前回のブログの続きです。

 

 

報告事項②
「日本はICTを、組織を変えない為に使う」


 技術革新により、既存の設備よりも便利なものが誕生するわけですが、それでも尚古い製品を使い続けたいのが日本だという指摘を受けました。


 東京大学へ来た留学生は、大学のイントラシステムを見て「え!?日本ってIT先進国だと思っていたのに東大のイントラってこんなに古くて使いにくいのかよ!」と嘆くそうです。他にも、日本のバスの料金支払いBOXは、「両替機能」「現金清算機能」「ICカード対応機能」など、無茶苦茶沢山の機能が詰まっています。しかし外国のバスが「ICカード」しか使えない事が多いです。(私もサンフランシスコ市でバスを利用していましたが、一定時間乗り放題のバス券を購入したら、その期間中はそれを使うシステムでした)


 高速道路のETCゲートも、日本と違って現金清算のゲートが無い国が多いですし、FAXやガラケーを今もなお使い続けている日本は珍しいのだと言われています。


 ここから何が言えるかというと、いくら便利な製品を開発しても、国が制度を変えない限りその製品は手持無沙汰になるという事です。つまり、モノを作る立場の人と制度を作る立場の人が一緒になってビジネスを行わなければならないのです。


 ここで自分達の立場になって考えてみると、新製品を考案するメンバーはなんと全員技術者である事に驚きます。私たちが何か製品を作る時、その製品の価値を遺憾なく発揮できるような制度も整えなければ、バスの料金システムの様な「あれも出来てこれも出来て、何でもできるけどなんか複雑で面倒くさくて、結局使いにくいや」とユーザーに思われ兼ねないのではないでしょうか。開発室には技術以外の専門分野を持った人材を加えてみた方が良いのだろうなと、この話を聞いて思いました。